レディー マーマレード物語り

プロフィール:
名前:レディー マーマレード
分類:ケルト神話門、精霊目、フェアリー科、リャナンシー属、役立たず種
生まれ:ケルトたぶん
年齢:しるか
スリーサイズ:しるかばか
学歴:正気か?
職業:役立たず詩人
何故ここへ:スコットランドの森でミカンを探していたら髭鬼に見つかって拉致られた
好きなもの:銅の鍋、森の草や花、露、果物、穀物、はちみつ、甘いスイーツぜんぶ
嫌いなもの:鉄の鍋、調味料とか、添加物とか、ソルビン酸とか、、
髭鬼との時間
その昔、極東の国ヤポーンのカル・イ・ザーワという街でカフェを営む英国人夫妻にマーマレードの作り方を教えました。
そのカフェでは奥様が作る不味いスコーンやクッキーにマーマレードを乗っけて食べるメニューがあったのです。
もうもうの煙草の煙や騒がしいロックミュージックに溢れたお店はとても繁盛していました。レッドツェッペリンのあいつのギターが苦手な私はテラスやバルコニーに隠れていましたけど、、
するといつもは優しい髭のマスターが私を見つけては鬼のような顔で、
「マーマレードをもっともっと作れ!」と強要するのです。
「目の覚めるような酸味とさわやかな甘さ、後に残るほろ苦さとほんのちょっぴりだけど大人の味がするマーマレード!」
そんなムシのいい味にしろと言うのです。
面倒で、、
「だったらあなたがお作りなさい」と、教えることにしました。
鬼は奥様のために一生懸命頑張りましたえらいですね。
ご褒美にポエムってあげます。
私は夏みかんの妖精です
あなたに逢うためにこうして空から降りてきました
私は夏みかんの妖精です美しい
こんな形でしかあなたに会えないのは悲しいけれどしかたありません
私は夏みかんの妖精です綺麗な
でも私を見つけたとたん豹変したあなたに
黄色いコートを切り裂かれ
白いセーターをはぎ取られ
下着を引きむかれ
切り刻まれてぐちゃぐちゃにされ
思いっきり砂糖をぶちまけられ
干上がるまで煮詰められて、、
ただの瓶詰にされてしまう
とてもはかない告白デス
———————-by美しすぎた妖精
あれからずいぶん時が過ぎてしまい、もうその夫妻とは逢えないのですが
あの頃の嬉しそうな鬼の顔を忘れることはありません。
貴方にも素敵な鬼味の「スコットランドマーマレード」をお届けしたいです、、。
